番組の視聴スタイルはここ数年で激変した。TVerでのリアルタイム配信や見逃し視聴が定着し、U-NEXTなどの動画配信プラットフォームとの連携が加速している。タイムシフト視聴が当たり前になった時代において、「いま、この瞬間にテレビをつける理由」を生み出せるコンテンツは限られている。
その防波堤となっているのが、まさに安住紳一郎が生放送で生み出すライブ感だ。編集された動画コンテンツが溢れる時代だからこそ、次に何を言い出すか分からない緊張感、空気の揺らぎを伝える肉声がプレミアムな価値を持つ。デジタル全盛期において、逆説的に「テレビの生放送」の価値を再定義しているのが彼という存在である。