消化器や扁桃組織の異常も、喉周辺の味覚・嗅覚に深刻な不快感をもたらします。
逆流性食道炎による喉の炎症:
加齢や食生活、腹圧の上昇によって下部食道括約筋が緩むと、強酸性の胃液や消化酵素が喉元まで逆流します。これにより咽喉頭粘膜が化学的なダメージを受け、「酸っぱい痰」「胸焼け」「咳の誘発」が同時に発生します。就寝中に悪化しやすく、起床時の強烈な口内の不快感として自覚されます。
扁桃に溜まる「膿栓(臭い玉)」の影響:
喉の奥の扁桃腺にある小さなくぼみ(陰窩)に、剥がれ落ちた粘膜カスや細菌の死骸が固まったものを膿栓(のうせん)と呼びます。強い腐敗臭を放つため、咳をした拍子に潰れたり一部が痰に混ざったりすると、ドロリとした悪臭や苦い味が口いっぱいに広がる原因となります。