彼女の経歴を振り返ると、そのギャップの大きさに驚かされる。名門・宝塚歌劇団の娘役として活躍し、澄み切ったソプラノボイスと確かな表現力を武器に舞台を彩ってきた真のエリートだ。
退団後、第19代「歌のおねえさん」に就任。幼児向け番組の顔として子供たちや保護者から絶大な支持を集めていた彼女が、まさかあれほどまでにアヴァンギャルドな感性を持っていたとは、誰も予想していなかった。
品格あふれる立ち振る舞いと、キャンバスの上で爆発するカオスな世界観。この強烈なギャップこそが、芸能界においても唯一無二のキャラクターとして確立される大きなきっかけとなったのだ。