長年、業界の公然の秘密として語り継がれてきた二人の秘められた関係は、2019年に作家・小松成美の手によるノンフィクション小説『M 愛すべき人がいて』の刊行によって白日の下に晒された。浜崎本人が「自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」と赤裸々に告白したこの書籍は、瞬く間にベストセラーを記録し、世間に凄まじい衝撃を与えた。
その後、テレビ朝日とABEMAの共同制作によって連続ドラマ化されると、過剰なまでの演出と生々しい人間ドラマがSNSを中心に爆発的なバズを巻き起こした。フィクションとノンフィクションの境界線上で展開されたこの狂騒劇は、かつて彼女たちの歌に青春を捧げた世代だけでなく、リアルタイムを知らない若い世代にもその強烈な存在感を再認識させる決定打となった。