日本発の生活美学は、世界中へも大きな影響を与えている。「ときめくかどうかの基準で片付ける」手法で世界的な現象となった片づけコンサルタントの近藤麻理恵氏の存在はその筆頭だ。
欧米において彼女の思想は、単なる整理整頓にとどまらず、自らの心と向き合うマインドフルネスの実践として受け入れられた。物との関係性を見直す行為が、メンタルヘルスのセルフケアとして高く評価されたのだ。
世界中のユーザーがInstagramやYouTubeを通じて日本型の生活習慣を取り入れる一方で、過酷な現実社会からの逃避行として機能している側面も指摘されている。