国民的アニメとなった映画シリーズの記念すべき第1作目として世に送り出された本作は、興行収入約22億2000万円という大ヒットを記録しました。監督を務めた本郷みつる氏の手腕により、ギャグとシリアス、そして本格的なSFアクションが融合した骨太なエンターテインメントに仕上がっています。
日常の春日部から突如として異次元の危機へと巻き込まれていくプロット構成は極めて緻密であり、後の『ヘンダーランドの大冒険』や『オトナ帝国の逆襲』へと続く「劇場版しんちゃん」の黄金律は、すでにこの第1作目で完成していたといっても過言ではありません。