目に見える履帯の響きやヘリの爆音だけが自衛隊の姿ではない。2026年の朝霞において最も急速に進化しているのが、サイバー防衛と電磁波領域の防衛体制だ。
駐屯地の一角には高度な専門知識を持つサイバー関連部隊が配置され、重要インフラや自衛隊自体の指揮通信網を狙う未知の脅威に対抗している。さらに、近年重要度を増す小型無人機(ドローン)への対処として、電波妨害装置を用いた無力化システムやAIによる情報解析の運用テストが進められている。従来の概念を塗り替えるハイテク防衛の実験場として、朝霞は新たな段階に入った。