カーリングの聖地として名高い長野県軽井沢町で生まれ育った市川美余さん。母親の影響で7歳からカーリングを始め、ジュニア時代から頭角を現していました。地元の軽井沢中学校、軽井沢高校を経て、2008年に中部電力へ入社。2009年に創部された中部電力カーリング部の初代キャプテンに就任しました。
当時、チームのスキップとして絶対的エースの藤澤五月選手らとともにチームを牽引し、2011年の日本カーリング選手権で初優勝を達成。そこから前人未到の日本選手権4連覇(2011年〜2014年)を成し遂げ、一躍日本トップチームへと押し上げました。
氷上でストーンの軌道を見つめる真剣な眼差しと、試合後の爽やかな笑顔のギャップは多くのスポーツファンの心を掴み、メディアでは「美しすぎるカーラー」として連日特集が組まれるほどのブームを巻き起こしました。しかし、彼女の本質は容姿だけでなく、氷上のチェスを制する冷静な状況判断力とチームをまとめる強固なキャプテンシーにありました。