ロープウェイに乗り込み、眼下に広がる神戸の夜景を眺めながら標高400メートルの山頂へ向かう。そこにあるのがメイン会場の一つ、神戸布引ハーブ園だ。運営を担う神戸リゾートサービス株式会社が手掛ける空間演出は、まさに圧巻の一言。ドイツの古城をモチーフにした「展望プラザ」には、ヒノキや針葉樹の自然素材を贅沢に使った巨大タワーがそびえ立ち、暖色の光を放っている。
息をのむ美しさだ。木々のシルエットと街の灯火が重なり合い、山上全体が巨大なイルミネーションイベントの舞台へと変貌する。澄み切った冷気の中で見る光の粒は、息が白くなるのも忘れるほどの引力を持つ。