作品を語る上で避けて通れないのが、ファンの間で長年議論されている焼きたてジャぱんの最終回理由と、連載後半の急展開に関する噂の真相です。
最終章となる「焼きたて!!25編」では、地球温暖化を救うためにパンを作るという壮大すぎるテーマが展開され、準主人公の河内恭介が某格闘ゲームのキャラクター「ダルシム」そのものの姿に変貌して世界を救うという、伝説的な結末を迎えました。当時のネットの反応は「衝撃的すぎる」「もはや伝説」と騒然になり、作者のモチベーションや編集部との関係について様々な憶測が飛び交いました。
作者の橋口たかし氏は後にインタビュー等で、長期連載に伴うプレッシャーやアイデアの極限状態の中で「読者をいかに驚かせるか」「誰も見たことがないギャグを描き切るか」を追求した結果であったと明かしています。投げやりな幕引きではなく、徹底的にギャグ漫画としてのエンターテインメントを貫いた結果があの唯一無二のフィナーレでした。