現在、国税庁ならびに東京国税局が全力を挙げて展開しているのが「令和7年分確定申告プロジェクト」である。行政コストの削減と納税者の利便性向上を両立させるため、紙の申告書からデジタル提出への完全移行を目指す取り組みが急速に加速している。
杉並税務署の管内においても、電子申告を行った納税者に対する還付金の処理スピードは格段に上がっている。紙の申告書では還付までに1ヶ月から1ヶ月半ほど要するケースが多いのに対し、e-Taxによる提出であれば概ね2〜3週間程度で口座へ入金される。税務行政全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、デジタルツールを乗りこなすこと自体が、納税者にとって最大のタイムパフォーマンス向上につながっているのだ。