5月の風が心地よい季節、室内を一気に明るく彩るのが菖蒲やカーネーションといった季節の植物だ。2026年の最新トレンドとして注目されているのは、複雑な工程を削ぎ落としつつ、本物さながらの立体感を実現する「スマートフォールド」と呼ばれる最新の折り方である。初心者でもわずか数分で完成させられる手軽さが受け、世代を超えて親しまれている。
綺麗に仕上げるためのプロのコツは、紙の目を見極めることと、角を合わせる際の一瞬のプレスにある。特にカーネーションを作る場合、フリル状の花弁を表現するためにハサミで微小な切れ込みを入れるワンポイント技が効果的だ。一方、菖蒲では花弁の自然な垂れ下がりを表現するため、竹串を使って紙の端を軽くカールさせる。このひと手間だけで、平面的な紙が息をのむような生き生きとした表情へと変化する。
完成した作品の飾り付けアイデアも実に豊富だ。端午の節句には、ミニサイズの菖蒲を木製のフレームに収めたり、麻紐で吊るしてガーランド風に仕立てるスタイルが好評を博している。また、母の日に贈るカーネーションは、小さなメッセージカードに立体的に貼り付けたり、透明なガラス瓶に竹串の茎をつけて挿すことで、枯れないフラワーギフトとして永く愛されるインテリアへと昇華する。