番組が持つ独特のグルーヴ感は、高校時代からの付き合いである上田晋也と有田哲平の関係性なくして成立しません。上田がMC席で全体を俯瞰する一方、有田はひな壇の最前線でトリックスターとして場をかき回します。
有田がどんなに無茶なボケを仕掛けても、上田はその意図を0.1秒で察知し、最大の効果を生む角度でツッコミを入れます。この長年のコンビネーションが番組全体の推進力となり、名倉潤、原田泰造、堀内健、そしてチュートリアルを巻き込んだ重層的なアンサンブルへと発展していきます。
上下関係ではなく、互いの芸風をリスペクトし合う成熟した大人の関係性が画面越しに伝わるからこそ、深夜発祥の深夜ノリを残したまま、ゴールデン帯の幅広い視聴者層に受け入れられ続けているのです。