Q1:『殺人犯はそこにいる』に登場する真犯人「ルパン」は実在する人物ですか?
A1:はい、実在する人物です。著者の清水潔氏と取材班が足利事件の再検証を進める中で、現場の目撃証言、パチンコ店の防犯カメラ映像、そして被害女児への接触手口などから特定した重要参考人です。取材班が入手した男のDNA型は、足利事件の被害者の遺留物から再鑑定で検出された真犯人のDNA型と型が一致した事実が報道されています。
Q2:北関東連続幼女誘拐殺人事件はもう時効で絶対に裁けないのですか?
A2:すべてが時効になったわけではありません。1979年から1987年に起きた3件の事件は旧法の規定により15年で時効が成立してしまいましたが、1996年に発生した「横山ゆかりちゃん事件」は2010年の法改正により殺人罪の公訴時効が撤廃されたため、現在も時効はなく捜査が継続されています。この事件で立件できれば、司法の場で真実を追及できる可能性が残されています。
Q3:足利事件の菅家利和さんはなぜ無実なのに自白してしまったのですか?
A3:当時の警察による長時間の過酷な取り調べ、密室での精神的圧迫、そして「最新の科学鑑定であなたのDNAが出ている」という科警研の誤った鑑定結果を突きつけられたためです。孤立無援の中で「認めなければ死刑になる」という極度の恐怖に追い込まれ、虚偽の自白を強いられたことが後の再審公判で明らかになっています。