この対戦で最も熱い視線が注がれるのが、久保建英とフィルジル・ファン・ダイクによる至高の1対1だ。狭いエリアでも相手を置き去りにする圧巻のタッチと圧倒的なアイディアを持つ久保に対し、世界屈指の対人守備力と圧倒的な高さを誇るファン・ダイク。バイタルエリアでの一瞬の駆け引きが、ゲーム全体の均衡を崩す決定打になり得る。
久保が右サイドからカットインして中央へ侵入する際、ファン・ダイクがいかに間合いを詰めてシュートコースを消すか。逆に久保がオランダのディフェンスラインの「裏のスペース」を突くラストパスを供給できるか。このトッププレイヤー同士のプライドをかけたバトルの行方が、試合の潮目を決定づけることは間違いない。