日本のプロ野球は全12球団が6球団ずつ東西・地域に分かれて所属し、ペナントレースを争っています。まず基礎知識として押さえておきたいのが、所属球団の顔ぶれと試合ルール上の決定的な相違点です。
各リーグの所属球団は以下の通りです。
【セ・リーグ所属球団一覧】
読売ジャイアンツ(巨人)、阪神タイガース、中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープ、東京ヤクルトスワローズ
【パ・リーグ所属球団一覧】
福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ
ルール面における最大の相違点は、DH制指名打者を採用しているか否かです。パ・リーグでは1975年から投手に代わって打席に立つ専門の打者(指名打者=DH)を置く制度を導入しています。一方、セ・リーグでは投手自身が9番打者などとして打席に入る伝統的なルールを維持しています。
また、先発投手を前日に公表する予告先発ルールについても、パ・リーグが1994年に先行導入し、セ・リーグは戦術的な駆け引きを重視して長らく見送った末、2012年に全試合導入へと踏み切った経緯があります。このように、新しい試みを積極的に取り入れるパ・リーグと、伝統的な野球の妙味を守るセ・リーグという対比が基本的な構図となっています。