サムスンの名を一気に世界市場へ轟かせた最大の立役者は、間違いなくGalaxyプロジェクトだ。AppleのiPhoneが市場を席巻した2010年代初頭、同社はいち早くAndroidプラットフォームを全面採用。ディスプレイ技術やカメラ性能の優位性を武器に、世界シェアトップの座を奪取した。
だが、同社の野心はハードウェア単体の販売に留まらない。独自開発のTizen OSをスマートTVやウェアラブル機器に展開しつつ、中核プラットフォームであるSmartThingsによってあらゆる家電をシームレスに接続するエコシステムを構築。テレビ、エアコン、ロボット掃除機が自律的に連携するコンシューマーエレクトロニクスの新基準を打ち立てている。