日本の科学技術の歴史を語る上で欠かせない偉人たちの功績も、当館の大きな見どころの一つだ。日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士の理論物理学における足跡や、リチウムイオン電池の開発で世界を変えた吉野彰博士の偉業に関する展示は、見学者の探求心を大いに刺激する。
文部科学省が推進するSTEM教育(科学・技術・工学・数学の統合教育)の重要性が叫ばれるなか、次世代を担う子どもたちが科学の面白さに目覚めるきっかけづくりとして、当館の果たす役割は極めて大きい。難解な科学理論を感覚的に理解できるよう工夫された実験キットやミニワークショップは、教育関係者からも高い評価を得ている。