日曜夜の茶の間を楽しませてきた人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』で発覚した海外ロケにおける「祭り捏造問題」は、日本テレビ放送網全体に激震を走らせた。番組の顔である内村光良の誠実なパーソナリティと、出演者が体を張って挑む企画が絶大な支持を集めていただけに、現地に存在しない架空の祭りを捏造していたという事実は、視聴者に大きな失望を与えた。
BPOによる審議を経て番組側は過剰な演出を認め、公式な謝罪と再発防止策を余儀なくされた。しかし、一度失われた信頼を挽回するのは容易ではない。現地コーディネーターへの丸投げ体質や、面白さを最優先して事実確認を怠ったチェック体制の不備は、バラエティ番組全体の制作手法そのものに重い課題を突きつけた。