人類最悪の感染症「天然痘」完全撲滅の真相と現代に残る脅威

人類最悪の感染症「天然痘」完全撲滅の真相と現代に残る脅威

人類最悪の感染症「天然痘」完全撲滅の真相と現代に残る脅威の全貌を詳しく解説してご紹介します。

近年、国際的な公衆衛生上の緊急事態として報道される「エムポックス(旧称:サル痘)」と天然痘は、同じポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属する近縁種です。しかし、その病態や感染経路、危険性には大きな違いが存在します。以下の比較表で両者の特徴を整理しました。

項目天然痘(Variola)エムポックス(Mpox / サル痘)水痘(水ぼうそう / 比較参考)病原体痘瘡ウイルス(DNA)エムポックスウイルス(DNA)水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルペス科)自然宿主ヒトのみアフリカのげっ歯類(リス、ネズミ等)ヒトのみ致死率約20%〜40%(非常に高リスク)Clade I: 約10% / Clade II: 0.1〜1%程度極めて稀(0.01%以下)主な感染経路飛沫、空気、接触濃厚な皮膚接触、性交渉、動物由来空気感染、飛沫感染、接触感染臨床的特徴顔・手足の末端優位に同一段階の発疹リンパ節腫脹が顕著、局所発疹体幹部中心、混在する発疹(斑・水疱・痂皮)現在の根絶状況1980年に完全根絶(自然界に皆無)世界各地で散発・流行継続中世界各地で常在流行
吉田 誠
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吉田 誠

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