相場の数字だけでは見えてこないのが、実際にランクル300を所有・購入したユーザーが直面する過酷な現実です。知恵袋やSNS、オーナーコミュニティを徹底調査すると、購入価格以上の「維持と防犯のプレッシャー」に苦悩する声が目立ちます。
特に切実なのが、巧妙化する車両窃盗に対する恐怖です。ランクル300盗難対策CANインベーダーや「ゲームボーイ」と呼ばれる可搬式エミュレーターを用いた手口は年々悪質化しており、純正のセキュリティシステムだけでは防ぎきれません。都内在住の40代オーナーは次のように証言しています。
「納車された喜びも束の間、毎晩スマホの防犯カメラアプリを確認する生活が始まりました。パンテーラやクリフォードといった社外セキュリティ、ハンドルロック、タイヤロック、さらには自宅駐車場の可動式ボラードまで導入し、セキュリティ関連だけで70万円以上が吹き飛びました。これでも青空駐車ならいつ盗まれてもおかしくないと言われます」
さらに見過ごせないのが、任意保険の車両保険引き受け制限や保険料の跳ね上がりです。地域や年齢条件によっては年間保険料が30万円を超えるケースや、特定エリアでは「社外セキュリティの装着証明がないと車両保険を引き受けない」とする保険会社も現れています。車体価格が下がったからといって安易に飛びつくと、維持費の膨張で家計が圧迫される事態に陥ります。