楽曲内で描かれる「ハッピー運」や「ラッキー運」という独自の造語、そして「ふたりでひとつ」になるというモチーフは、野田洋次郎の独創的な詩情を象徴している。自分と相手の遺伝子を掛け合わせ、本来存在しないはずの「25個目」の要素を生み出すという思考プロセスは、人間の論理を超えた愛情の絶対性を物語る。
生まれ変わっても再び巡り会いたいという輪廻転生のテーマを、宗教的な言葉ではなく「染色体」というミクロな科学用語を用いて語るセンス。この対比構造こそが、聴き手に強烈なリアリティとセンチメンタリズムを同時に抱かせる仕掛けとなっている。