全日本大学野球選手権への出場権を獲得できるのは、全国27の大学野球連盟で行われる過酷な春季リーグ戦を勝ち抜いた各連盟の優勝校のみです。敗者復活のない一発勝負の舞台には、全国津々浦々から独自の野球スタイルを磨き上げた強豪が一堂に会します。
大会の軸を担うのは、東京六大学野球連盟や東都大学野球連盟といった首都圏の伝統校です。選手層の厚さと実戦経験の豊富さは群を抜いており、優勝候補の筆頭として大会を牽引します。一方で、関西学生野球連盟や関西六大学、愛知大学野球連盟などの近畿・東海勢も投打の完成度が高く、優勝争いに常に絡んでくる実力を誇ります。
さらに見逃せないのが、地方連盟代表の躍進です。北東北大学野球連盟や九州六大学野球連盟をはじめとする地方勢は、絶対的なエースを擁して上位進出を狙います。かつて地方の無名校が一躍全国の頂点へと駆け上がったように、初戦の勢いそのままにシード校を撃破するジャイアントキリングは本大会最大の醍醐味です。