「和装にはロングヘアのお団子結び」という固定観念は、現代の七五三においては過去のものとなりつつある。ショートヘアやボブスタイルには、ロングヘアにはない独自の魅力が存在する。
最大のアドバンテージは、着物の「襟元(えりもと)」と「うなじ」が美しく際立つ点だ。和服の美しさは首筋から背中にかけてのラインに宿る。ショートヘアは髪が襟にかかりにくいため、着物の仕立てや帯の美しさを邪魔することなく、すっきりとした清潔感を醸し出すことができる。
また、近年の七五三衣装は古典的な柄だけでなく、レトロモダンやくすみカラーの着物がトレンドとなっている。こうした現代的な着物デザインに対して、あえてショートボブやナチュラルなショートヘアを合わせることで、洗練されたおしゃれな雰囲気を演出できる。