日常の呼吸で取り込まれる酸素の大部分は、赤血球中のヘモグロビンと結合して運ばれる「結合型酸素」です。しかし、この結合型酸素は毛細血管よりもサイズが大きいため、血流が滞っている箇所の末端細胞まで十分に行き渡らないという弱点を持っています。
高気圧酸素カプセルは、装置内の気圧を1.2から1.3気圧まで高めることで、体液や血液(血漿)に直接溶け込む「溶解型酸素」を爆発的に増やします。ヘモグロビンの量に依存しないこの溶解型酸素は、分子が非常に小さく、狭くなった毛細血管の先までスムーズに届きます。
- 細胞の代謝活性化: ミトコンドリアでのATP(エネルギー)生産効率が跳ね上がります。
- 乳酸の急速分解: 筋肉内に残留した疲労物質を酸化分解し、翌日の重だるさを抑えます。
- 炎症の鎮静と組織修復: 捻挫や肉離れなどの傷ついた細胞へダイレクトに酸素を供給します。