所属芸人たちの果敢な渡米を後押ししているのが、吉本興業のグローバル展開へのシフトだ。かつては国内の劇場とテレビ局が中心だったビジネスモデルから、海外のエージェンシーとの提携や、ストリーミングプラットフォームへのコンテンツ供給へと急速に舵を切っている。
加えて、YouTubeやSNSの普及は、所属事務所の枠組みを超えてタレント個人が世界とダイレクトにつながるインフラを整えた。ニューヨークやロサンゼルスに身を置きながら、世界中のファンに向けて自作の映像やトークをリアルタイムで発信できる時代。国境を意識させない情報発信のスピード感が、芸人たちの海外挑戦のハードルを着実に引き下げている。