ネット上のコミュニティで定期的に話題に上るのが、「オーキド博士とサトシの母親(ハナコ)は特別な関係なのではないか?」という都市伝説です。劇中でサトシの自宅に頻繁に顔を出していたり、アローラ地方などのリゾート地へハナコと一緒に旅行に出かけたりする描写があったことから、一部で面白半分に邪推されるケースが見られました。
しかし、シリーズの初期設定を手掛けた脚本家・首藤剛志氏の執筆した小説版や公式設定資料を紐解くと、真相は極めて健全な人間関係であることが分かります。
マサラタウンは人口の非常に少ない田舎町であり、住人同士が家族同然に支え合って暮らしています。サトシの父親はサトシが幼い頃にポケモントレーナーとしての旅に出たままであり、ハナコは女手一つで食堂「マサラハウス」を切り盛りしながらサトシを育ててきました。町の長老格であるオーキド博士が、幼少期のサトシや母親のハナコを父親代わりのように気遣い、サポートするのは至極自然な地域交流の一環です。都市伝説は、視聴者の深読みがミーム化したものに過ぎません。