「お前がやれよ」という言葉は、文字通り「提案や批判をした本人自らが行動を起こすべきだ」と反論・突き放す表現です。口頭での会話のみならず、テキストコミュニケーションにおいても強い拒絶や逆ギレのニュアンスを含みます。
インターネット文化において、このフレーズは巨大掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」やなんJ(なんでも実況J)を中心としたコミュニティで定着しました。プロ野球の采配やアニメの作画、企業の経営方針などに対して、部外者であるネットユーザーが過激な批評を行った際、「批評するだけなら簡単だ」「文句があるなら代替案を出して自分でやってみろ」という皮肉や反論としてテンプレ化された経緯があります。
現在ではSNSやショート動画のコメント欄でも頻繁に見かける定番のネットスラングとして消費されています。しかし、ネット上の軽妙なやり取りと現実の対人関係とでは、受け手に与える精神的ダメージがまったく異なる点に注意が必要です。