結論から述べると、日本酒一合は180mlです。日本の伝統的な度量衡である尺貫法において、1升(いっしょう)の10分の1が「1合(いちごう)」と定められており、1升=約1.8Lであるため、1合=180mlと計算されます。
健康管理や運転管理において極めて重要なのが、液体の量そのものではなく、そこに含まれる純アルコール量です。純アルコール量は「摂取量(ml)× アルコール度数(%)÷ 100 × 0.8(アルコール比重)」の計算式で算出されます。
一般的な清酒のアルコール度数を15%とした場合、計算式は「180ml × 0.15 × 0.8」となり、純アルコール量は約21.6g(一般基準では概算値として純アルコール量20g)が導き出されます。この「純アルコール約20g」こそが、日本の公衆衛生において長年「節度ある適度な飲酒」のベースとされてきた数値です。
日本酒以外のアルコール飲料へ置き換えた場合、どのくらいの分量になるのか。各酒類の標準的な度数から算出した比較データを下表にまとめました。
カロリー面にも着目してみましょう。日本酒一合のカロリーは約185〜190kcalであり、糖質はおよそ6.5〜9.0g含まれます。「日本酒は太りやすい」と評される背景には、アルコール自体のエンプティカロリー(1gあたり約7.1kcal)に加え、原料である米由来の糖質が含まれる点が挙げられます。とはいえ、同等の純アルコール量を含むビール(500ml=約200kcal、糖質約15g)と比較した場合、突出して日本酒だけが高カロリーというわけではありません。