編集部が実施したアンケートおよびSNSコミュニティの投稿追跡調査では、グッズ使用者たちの明暗がくっきりと分かれました。
否定的なレビューを寄せたユーザーに共通していたのは、「巻くだけ」「履くだけ」で身体が変わると信じ切っていた点です。大手知恵袋に投稿された30代女性の手記には、次のような生々しい告白が綴られています。
「寝るとき専用のO脚ベルトをネットで購入し、毎晩きつく縛って2ヶ月間寝続けました。確かに朝起きてベルトを外した直後の数分間だけは膝の間がくっついて感動したのですが、駅まで歩く間にあっという間に元通り。それどころか、3ヶ月目に入った頃から階段を降りるときに膝の皿の下あたりが激しく痛むようになり、整形外科に駆け込む羽目になりました」
一方で、O脚改善サポーター評判やインソールを前向きに評価しているユーザーは、グッズに対する「距離感」が根本から異なっています。彼らはグッズを矯正装置ではなく、「自分の身体の使い方をモニタリングするためのセンサー」として活用していました。
「外側ウェッジのインソールを入れた靴を履くと、今までいかに自分が小指側に体重を逃がしていたかが一瞬で理解できました。インソールに頼り切るのではなく、親指の付け根(母指球)で地面を踏む感覚を体が覚えるためのガイドとして使ったところ、半年で自然な歩き方が身につきました」(40代・事務職男性)
現場で指導にあたるトレーナーも口を揃えます。「受け身の補正は筋肉をサボらせ、最終的により深い歪みを作り出します。自らの神経系を呼び覚ますトリガーとして器具を使えるかどうかが、改善と悪化の分かれ道です」。