近年、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が統括する国内ツアーの現場では、キャディ選びのトレンドに明らかな変化が起きている。かつて主流だったハウスキャディ(コース常駐のキャディ)の起用から、シーズンを通して同じスタッフと戦う専属帯同スタイルへの完全なシフトだ。
毎週のように優勝スコアが2桁アンダーに達する現在のJLPGAツアーでは、1打のミスが致命傷になる。コースマネジメントの高度化に伴い、ヤーデージブックの読み解きやトラックマンなどの弾道測定器データを実戦に落とし込むスキルがキャディにも求められている。
選手側も「自分を肯定してくれるパートナー」を求める若手から、「厳しい現実を指摘してくれるベテラン」を求める中堅まで、求めるニーズが細分化している。相性の不一致があれば数試合でコンビを解消するドライな一面も含め、ツアーのプロフェッショナル化は急速に進んでいる。