かつては局アナのグラビア露出に慎重だったマスメディアの姿勢も、大きく様変わりした。フジテレビジョンをはじめとする各局は、所属アナウンサーの個性を前面に出したカレンダーやオフィシャルブックの制作を活発化させている。局の枠組みを越えて週刊誌のグラビアに登場するケースも珍しくなくなった。
これは、局側にとってもアナウンサー自身の認知度を高め、担当番組の視聴率や配信再生数へと還元させる合理的メリットがあるからだ。メディア側が一方的に消費するのではなく、局、出版社、そしてアナウンサー本人が三位一体となって価値を共創する。そんな極めて現代的なアライアンスが、エンタメ界の新たな標準になりつつある。