女性の高脂血症はなぜ急増する?エストロゲン減少の真相と対策

女性の高脂血症はなぜ急増する?エストロゲン減少の真相と対策

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SNSや医療系コミュニティを観察すると、「体型はスリムでBMIも19台なのに、LDLが170を超えてショックを受けた」「油物を避けてサラダ中心の生活にしているのになぜ?」といった戸惑いの書き込みが溢れています。

「高脂血症=肥満体型の人がなるもの」という認識は完全な誤解です。実際、体内のコレステロールの約70〜80%は肝臓などで糖や脂肪酸から合成されており、食事から直接吸収される割合はわずか20〜30%程度に過ぎません。

やせ型女性が高脂血症を発症する背景には、以下の3つの要因が絡み合っています。

第一に、ホルモン減少に伴う「肝臓内での受容体機能低下」です。食事量を減らしても、体内で作られたコレステロールを処理するスピード自体が落ちているため、血中に留まり続けます。
第二に、遺伝的素因(家族性高コレステロール血症など)です。アキレス腱の肥厚や皮膚の黄色腫が見られる場合、生まれつきLDL受容体の数が少ないタイプが存在します。
第三に、無理な食事制限による「栄養バランスの偏り」です。脂質を極端に恐れて炭水化物ばかりを摂取したり、筋肉量が落ちて基礎代謝が下がったりすることで、中性脂肪の合成が亢進するケースが散見されます。

脂質異常症には初期の「自覚症状」が一切ありません。頭痛や肩こり、だるさなどを更年期症状と混同しがちですが、血管内部のプラーク形成は何年もかけて無痛で進行します。「痛くないから大丈夫」と放置することこそが最大のリスクです。

加藤 愛美
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加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。