楽器を演奏しないパフォーマンス集団、いわゆる「エアバンド」として登場したゴールデンボンバー。彼らが所属するユークリッド・エージェンシーからこの楽曲が世に放たれた当時、音楽シーンには激震が走った。ヴィジュアル系という異彩を放つビジュアルでありながら、生み出されるサウンドは極上のJ-POP。その落差と強烈なインパクトは瞬く間に全国へ広がり、NHK紅白歌合戦には4年連続で出場という異例の快挙を成し遂げた。
従来のバンド像を打ち破る彼らのスタイルは当初イロモノと見なされることも多かったが、楽曲そのものが持つ圧倒的な完成度が批評家たちの口を封じた。中毒性抜群の間奏ダンスと、一度聴いたら忘れられないメロディライン。時代の潮流が変わろうとも、その存在感は色あせるどころか、むしろ輝きを増している。