のど自慢の象徴といえばチューブラーベル(チューブベル)の澄んだ響きです。NHKのど自慢の鐘の数の意味は明確にルール化されています。
- 鐘1つ(カーン):「もう少しがんばりましょう」の合図。音程やリズムが著しく外れた場合などに鳴らされますが、近年は出場者への配慮から滅多に鳴りません。
- 鐘2つ(カラン・コロン):参加賞・標準評価。一生懸命歌ったことに対する敬意を込めた演奏終了のサインです。
- 鐘3つ連打(カーン・コーン・カ〜ン♪):いわゆる「合格の鐘」。卓越した歌唱力や、会場を一体にする圧倒的な魅力を持ったパフォーマンスに贈られます。
この鐘を長年にわたり担当し、出場者の歌声に合わせて絶妙なタイミングで鐘を鳴らし分けた名物打楽器奏者・秋山気清さんが勇退された際、日本中で大きな話題となりました。気になるNHKのど自慢の鐘奏者の後任には、セントラル愛知交響楽団の前田秀明さんをはじめ、各地域を拠点に活躍する国内トップクラスのオーケストラ打楽器奏者たちが名を連ねています。奏者ごとに異なるスナップの利かせ方や温かみのあるリアクションが、番組の新たな見どころとなっています。
また、台本通りにいかないNHKのど自慢の生放送ハプニングも番組の醍醐味です。ゲスト歌手の熱烈なファンが歌唱中に感極まって涙を流したり、合格の鐘が鳴った瞬間に司会者と抱き合って飛び跳ねたり、生放送ならではのハプニングがSNS上で度々トレンド入りを果たしています。