世間一般で言われる「エロい人」と「下品な人」の決定的な違いは、情報量のコントロールにあります。すべてをあけすけに見せるのではなく、あえて隠された部分を残すことで、見る側のイマジネーションを掻き立てる力こそがエロい人の雰囲気の正体です。
心理学では、未完成なものや全貌が見えない対象に対して強い執着や興味を抱く現象を「ツァイガルニク効果」と呼びます。色気のある人は、会話や態度において適度な「謎」や「余白」を残すのが極めて巧みです。自分のプライベートを安売りせず、どこか掴みどころのない一面を保ち続けるため、周囲は「もっと知りたい」「素顔を見てみたい」という欲求を掻き立てられます。
また、立ち居振る舞いに焦燥感がなく、ゆったりとした呼吸と落ち着いたトーンを保っている点も特徴的です。人はリラックスしている相手に対して無防備になりやすく、その緩やかなリズムに巻き込まれるうちに、心地よい色気を感じ取ることになります。