タックルを巡る議論として長年ファンの間で熱く交わされてきたのが、「タックルは仮面ライダーなのか、それとも相棒戦士なのか」という公式呼称問題です。
劇中設定において、彼女はブラックサタンに脳手術を受ける直前に救出されたため、完全な改造人間(仮面ライダー)ではなく「電波人間」と位置づけられていました。公式図鑑や歴代ライダーのカウントでも長らく「仮面ライダーの仲間」として別枠扱いされてきた経緯があります。
この認識に大きな転機をもたらしたのが、2009年公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に登場した電波人間タックル ディケイド版(広瀬アリスさん演)です。劇中において蜂女との対決を経て、ディケイド=門矢士から「お前はもう立派な仮面ライダーだ」と認められるシーンは、長年公式の肩書に縛られていたファンの心を救済する象徴的な場面となりました。
現代のファンアート界隈では、この公式呼称の枠組を超え、「城茂の唯一無二のパートナー」「誇り高き戦士」としてのタックル像が完全に確立されています。