愛され顔は、生まれ持った素質だけで決まるわけではない。現代のコスメ技術とセルフプロデュースによって、誰もが再現可能な時代へと突入している。大手化粧品メーカーの資生堂が提唱する最新トレンドや、国内最大級の美容クチコミサイト@cosmeで上位にランクインする人気アイテムを分析すると、共通するキーワードは「血色感」と「立体的なツヤ」だ。
かつてのような厚塗り感のあるメイクは影を潜め、現在の美容・化粧品産業が注力しているのは、素肌そのものが発光しているかのようなナチュラルな仕上がりである。トレンドの愛されメイクでは、粘膜に近い血色チークや、ぷっくりとした涙袋の強調が欠かせない。これらのテクニックはInstagramなどのSNSで日々シェアされ、自分に合った似合わせメイクとして若年層から大人世代まで広く浸透している。