南多摩中等教育学校の入試は、国語・算数・理科・社会といった教科別の学力試験ではなく、「適性検査Ⅰ」と「適性検査Ⅱ」によって実施されます。合否判定には、小学校の通知表に基づく「報告書(内申点)」の点数も加算されます。
出題内容の特徴は以下の通りです。
- 適性検査Ⅰ(共同作成問題):文章の読解力と、課題に対する自分の考えを论理的に構成する記述力が問われる作文問題。字数制限の中で的確に主張を展開する訓練が不可欠。
- 適性検査Ⅱ(独自問題含む):資料・グラフの読み取り、自然科学分野の実験結果分析、算数的な論理的思考・規則性の発見を融合した問題。単なる計算力ではなく、「なぜその結果になるのか」を言語化・数式化する力が求められる。
これらに対抗するための学習法として、南多摩中等教育学校の適性検査過去問の徹底研究が欠かせません。過去問演習は小学6年生の秋口から本格化させ、最低でも過去5〜7年分を複数周解き、学校ごとの出題癖と時間配分を身体に染み込ませる必要があります。
通塾対策においては、都立中受検で圧倒的な合格実績を誇るena(エナ)の塾対策が広く選択されています。enaの「南多摩日特(日曜特訓)」や学校別模試は、出題傾向の的中率が高く、受検生間の相対的な位置を把握する上で極めて有効です。ただし、塾の教材をこなすこと自体が目的化して消化不良を起こさないよう、間違えた問題の「思考プロセスの復習」に時間を割くことが合否の分かれ目となります。