総合プロデューサーの秋元康氏が生み出した女性アイドルグループのビジネスモデルは、親近感とファンとの密接な距離感を強みとしてきた。しかし、SNSが人々の生活に完全に根付いた現在、その「近さ」が裏目に出るケースが後を絶たない。ファンとの対話や情報発信のあり方が根底から再考を迫られている。
巨大化したグループゆえに、一人のメンバーの発言や行動がグループ全体のブランド価値を大きく揺るがすリスクを抱える。プライベートの保護とエンターテインメントとしての魅力維持をどのように両立させるか。昭和や平成の時代とは異なる、令和・2026年代後半ならではの新しいアイドル像の構築が急務となっている。