ここ数年、世界中で話題となった「静かな退職(クワイエット・クィッティング)」。必要最低限の仕事だけをこなし、プライベートを優先する働き方です。しかし今、職場で起きているのはその裏返しである「静かな見放し(クワイエット・ファイアリング)」、あるいは「静かな絶交」とも呼ぶべき現象です。
マネージャー層は、やる気の見えない部下や、少しの注意でへこんでしまう部下に対して、エネルギーを割いて指導することを諦めつつあります。「言っても無駄だ」「下手に注意してパワハラと言われたらたまらない」。そう判断された部下には、ただ当たり障りのない仕事だけが割り振られ、成長の機会は静かに奪われていきます。