牟岐大島エリアの磯釣りにおいて、全国でも珍しい厳格な仕組みとして知られるのが牟岐大島の磯割りルールです。このルールを理解せずに現場へ赴くと戸惑う原因になるため、仕組みを把握しておきましょう。
牟岐大島周辺の磯群(ノコバエ、ヒクジ、ヤカタ、大島本島周辺など)は、地元渡船組合によって日ごとの担当エリア(周り番)が定められています。さらに、当日の各船の釣り客同士で公平性を保つため、船上でのクジ引き(抽選)によって渡礁順を決定するシステムが採用されています。
グレのフカセ釣りにおける仕掛けは、本流が激しく走る牟岐特有の潮流を攻略するセッティングが求められます。基本仕掛けの目安は以下の通りです。
- ロッド:磯竿 1.2号〜1.75号 5.3m(尾長狙いは2号クラス)
- リール:レバーブレーキ付きスピニングリール 2500番〜3000番
- 道糸・ハリス:道糸 1.75号〜2.5号 / フロロカーボンハリス 1.75号〜3号(2ヒロ〜3ヒロ)
- ウキ:円錐ウキ 0号〜3B(本流流し釣りでは00号〜環付きウキも多用)
- ハリ:グレ針 5号〜7号、尾長針 7号〜9号
牟岐大島は「マキエワークと仕掛けの同調」が釣果を分けるシビアなフィールドです。金比羅丸の船長は潮の流れ方や当日のタナ設定について熟知しているため、渡礁時にアドバイスを受けることで、寒グレ期の40cm〜50cmオーバーを手にする確率が大幅に向上します。