この強力な効果は、決して国内の局所的な話題にとどまらない。世界最大級の医学・生物学論文データベース「PubMed」を検索すると、リコピンに関する論文は数千件を超えて登録されており、その多くが動脈硬化予防、血圧調整、さらには皮膚の光老化防止に関する厳密な臨床試験の結果を示している。
特に海外のコホート研究では、血中リコピン濃度が高いグループほど血管の柔軟性が保たれ、全死亡リスクや心疾患リスクが有意に低いことが示されてきた。栄養学の専門家たちも「リコピンは単なる色素ではなく、生体防御機構を活性化させる分子スイッチとして機能している」と高く評価する。海外の最先端研究と国内の解析データが交差する中で、リコピンの持つ生理活性機能は世界的なエビデンスとして確立されつつある。