芸人の枠を飛び越え、近年大きな注目を集めているのが食の実業展開です。なかでも本人が素材選びやメニュー開発に深くコミットしているテイクアウト専門店「コロッケのころっ家」は、全国にフランチャイズ網を広げています。タレントショップは過去にも数多く存在しましたが、その大半は初期の話題性だけで数年内に淘汰されてきました。そのなかでコロッケのころっ家 評判が安定した推移を見せている理由には、緻密な出店戦略があります。
SNSや大手グルメレビューサイトの口コミを分析すると、以下のような現場の実態が見えてきます。
- ポジティブな声:「タレントの店だからと侮っていたが、特選和牛コロッケは衣が冷めてもサクサクしていて本格派」「おさつコロッケなどスイーツ感覚で食べられる季節限定メニューが豊富で子どもが喜ぶ」「店舗外観やパッケージにコロッケさんのイラストがあって買い物が楽しい」
- シビアな意見:「スーパーのコロッケが1個100円前後で買える時代に、1個150円〜300円台という価格設定はやや割高に感じる」「立地によっては行列ができていて待たされることがある」
一般的な総菜市場と比較すると高価格帯に位置しますが、ターゲットを「日常の安価なおかず」ではなく、「専門店のプチ贅沢・手土産需要」に設定したことが奏功しています。コロッケ自身が地方のオープニングイベントに積極的に顔を出し、直接来店客とハイタッチや写真撮影を行うなど、自らのタレント価値を最大限に販促へ投資する泥臭い姿勢が、加盟オーナーや地域住民の信頼をつかむ要因となっています。