しかし、このブームは教育現場に新たな議論を巻き起こしている。一部の学校では、Tシャツへの落書きを「風紀を乱す」「下品に見える」として禁止、あるいは制限する動きが出ている。一方で、生徒の主体性や創造性を尊重すべきだとする意見も根強い。
都内の公立高校で美術を教える教諭は、「表現を制限することは簡単だが、彼らの熱量を奪うことにもなりかねない。一定のルールを設けつつ、自由にやらせるバランスが難しい」と本音を漏らす。文字の内容に差別的な表現や誹謗中傷が含まれないよう、生徒会が自主的なガイドラインを作成する動きも広がり始めている。