Q1:上糸を何度も正しく掛け直しても、縫い始めると一瞬で下糸が団子状になります。他に何が原因ですか?
A1:内釜自体が定位置からズレているか、内釜の外周に針が当たってできた微細な「バリ(傷)」に糸が引っかかっている可能性が高いです。内釜を取り出し、指でフチをなぞって引っかかりがないか確かめてください。傷がある場合は内釜の交換が必要です。
Q2:100円ショップのミシン針やボビン、糸を使っても問題ありませんか?
A2:トラブル回避を最優先するなら避けるのが賢明です。特にボビンは外見が似ていても高さや厚みがコンマ数ミリ単位で異なり、水平釜の回転を乱す原因になります。糸も太さのムラによる糸調子不良を起こしやすいため、オルガン針やフジックス(シャッペスパン)などの大手国内基準品を推奨します。
Q3:厚地を縫うときに決まって糸が絡まるのはなぜですか?
A3:生地の厚みに対して針が細すぎる(11番で帆布やデニムを縫っているなど)場合、布を貫通する瞬間に針がしなり、釜とのタイミングがズレて糸を拾えなくなります。厚地には14番〜16番の太い針を選び、糸も30番などの厚地用に変更した上で、縫い始めはプーリーを手で回してアシストしてください。