2026年の法改正以降、ブリーダーやペットショップで販売される犬猫へのマイクロチップ装着と登録が義務化された。現在運用されている環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」は、迷子犬の身元特定において強力な威力を発揮している。
以前から普及活動を担ってきたAIPO(動物ID普及推進会議)の民間データとも連携が進み、公益社団法人日本獣医師会などの協力体制のもと、全国の動物病院にリーダーの配備が完了している。獣医師がスキャナーを犬の首後部に当てるだけで、瞬時に固有の識別コードが読み取れる。
照会窓口を通じて登録された飼い主の氏名や電話番号へ連絡が入るため、首輪や迷子札が脱落していても身元を証明できる。装着義務化から年月が経ち、街頭で発見される個体の照会率は飛躍的に向上しており、保護から数時間での返還事例も珍しくなくなっている。