この騒動で処分を受けたのは友田麻美子だけではありませんでした。現場に同席していた会員番号1番の奥田美香、2番の榎田道子、3番の吉野延代、5番の佐藤真由美を含む、いわゆる「1番〜5番」の初期メンバー5名が揃って除名処分となったのです。
立ち上げの中心となるはずだった1桁ナンバーの半数が一挙に消滅するという前代未聞の事態に、制作現場は混乱を極めました。しかし、この危機が皮肉にもグループの運命を大きく変える契機となります。
残された会員番号6番の新田恵利、8番の国生さゆり、11番の福永恵規らにスポットが当たるようになり、さらに追加オーディションで加入したメンバーたちが急速に頭角を現していきました。欠番となった1番から5番の存在は、おニャン子クラブが爆発的なブームを巻き起こす過程で、グループが持つある種の「生々しいリアリティ」としてファンの記憶に刻まれることになりました。