矢口真里というタレントの強さは、その「しぶとさ」にある。どん底を経験した彼女は、プライドを捨てて泥臭く芸能界に戻ってきた。自虐ネタを振られても笑顔で受け流し、ママタレントとしての新しいポジションを模索し続けた。
この復活劇の裏には、夫である梅田の精神的な支えがあったことは想像に難くない。世間からどれだけ叩かれても、家庭という逃げ場があり、自分を肯定してくれるパートナーがいたこと。それが、彼女が再びカメラの前に立つためのガソリンとなったのだろう。夫婦という最小単位の共同体が機能していたからこそ、彼女は潰れずに済んだのだ。