インターネット上の簡易解説動画や古い攻略サイトには、現代のバージョンでは通用しない危険な誤解が幾つか残されています。資源と時間を浪費しないために、以下の3つの真実を押さえておく必要があります。
第一の誤解は、「スポナーの周囲の洞窟を完全に湧き潰ししなければトラップが動かない」という説です。通常の「天空トラップタワー」などの自然湧きを利用するトラップでは、周囲128ブロックの徹底的な湧き潰しが効率を左右します。しかし、スポナーの湧き判定は独立した専用ルーチンで動いており、一般的な暗闇モブキャップ(敵対モブの上限総数)の影響を直接受けにくい仕様になっています。つまり、周囲の洞窟が真っ暗であっても、スポナーから半径16ブロック以内にいればスポナー自体は問題なく敵を吐き出し続けます。周囲の湧き潰しに何日も費やす必要はありません。
第二の盲点は、「落下高さを高くすればするほど倒しやすくなる」という思い込みです。一撃死を狙うあまり落下高度を24ブロック以上にしてしまうと、装備なしのスケルトンは落下時の衝撃で即死します。経験値を手動で獲得するには「プレイヤーの手による攻撃」がトリガーとなるため、落下死させてしまってはアイテムしか手に入りません。ドロップ品のみを狙う自動回収型ならともかく、経験値トラップとしては完全に破綻してしまいます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
数あるトラップ機構の中で、スポナー式を選択すべきかどうかは、プレイヤーが置かれているゲームの進行フェーズによって明確に分かれます。
【スポナートラップの構築を強くおすすめする人】
- 序盤〜中盤の冒険者:強力なツールや大量の建築資材が揃っておらず、安全かつ手軽にレベル30エンチャント用の経験値を確保したいプレイヤー。
- 骨粉・矢の安定供給を狙う人:特にスケルトンスポナーは、農業を劇的に加速させる骨粉と、遠距離戦に欠かせない矢を無限化できるため、費用対効果が極めて高い投資になります。
【スポナートラップの建設に慎重になるべき人】
- エンド到達後の上級者:すでにエンダードラゴンを討伐しエンドシティへ行けるプレイヤーの場合、圧倒的な経験値効率を誇る「エンダーマントラップ」を作成した方が、所要時間・効率ともに桁違いの成果を得られます。
- 巨大工業化を目指す人:火薬を何千個も集めたい、全種類のドロップアイテムを網羅したいという目的であれば、スポナー単体に依存するよりも大型の一般モブトラップタワーの建設へリソースを回すべきです。